(イラストはプロイラストレーターのksdさんに作っていただきました)
なつい( @kurikei710 )です。
2017年10月4日に、待ちに待ったビジネス本が発売されました。
キングコング西野亮廣さんが実体験に基づき書いた「革命のファンファーレ」です!
すでにご存知の方も多いと思いますが、西野さんと言えば、
- 25歳のときに「もう、ひな壇に出るのは辞めます」と宣言し、テレビを切り離した
- 「芸人」という肩書きを捨て絵本作家になった
- 2016年ハロウィンのゴミ問題(ゴーストバスターズ)
- 大ヒット絵本「えんとつ町のプペル」の無料公開
- 「えんとつ町のプペル」の著作権放棄(道徳的にセーフであれば黙認)
- クラウドファンディングで1億円を調達
- 収録中にブチキレて帰る
など、ヤフーニュースにたびたび登場するとても影響力がある人。
革命のファンファーレには、そんな西野さんの思考や、これから先を生き抜くために知っておくべき「お金」と「広告」に関する話がビッシリ詰まっています。
お笑いキャリア1年目から数々のテレビ番組に出演をしたり、広告業界を見ているからこそ語れる生々しく、現実的で実践的な内容です。
こちらでは、10年以上キンコン西野さんのファンである私が、「革命のファンファーレ」を読んで得たことを紹介します。
キンコン西野さんのファン歴10年?
当サイト(ReAction ~リアクション~)でも何度か書いていますが、私も西野さんと同じようにお笑い活動をしていました。
通ったお笑い養成所は、西野さんが大阪吉本のNSC22期生(1999年)で、私は東京のホリプロお笑い養成所1期生(2002年)であったため、先輩後輩の関係でもなければ接点もありません。
ですが、私がお笑いを始めた頃から西野さんはお笑いコンビ「キングコング」として、数々のお笑い賞レースで優勝をしたり、テレビの冠番組を持っていたりとかなり輝いていました。
ネタが面白いことはもちろんでしたが、若くして芸能界のレジェンドと呼ばれる人達と番組や笑いを作る姿に魅了され、同業者ながらファンとなったのです。
ファン歴10年で1回だけ会って話せた
詳しい日付は覚えていないのですが、2000年代の前半に西野さんと1回だけ、数秒ですがお会いすることができました。
場所はフジテレビのお台場で、「冒険王」というイベントをやっていた現場です。
西野さんは『はねるのトびら』という人気番組のイベントで、私は別の企画で司会をしに来ていました。
司会者として舞台に出る数分前に、「西野さん入られまーす」というスタッフさんの声が!舞台に出る直前でしたが、慌てて西野さんのところに駆け寄り写真を撮らせていただきました。
本来であれば挨拶と自己紹介をしなければいけないところを、テンパりすぎて第一声が「西野さん、笑顔撮らせてください、チーズ」となってしまいました。
どれだけ無礼でも、満面の笑顔で応えてくれ「ほなね」と言って裏へ消えて行きました。
この日以来、会えていないですが変わらずファンです。
そんな西野さんの大ファンである私が「革命のファンファーレ」を読んでどう思ったのか、下記からご覧ください。
革命のファンファーレを読んで得たこと【結論】
- 呪縛から解放され自信が湧いた
- 0から1を生み出すための思考
- 1を100や1,000と拡散させるための戦略
これら3つです。
冒頭でも触れましたが「革命のファンファーレ」の軸となる内容は、「お金」と「広告」に関して。
エンタメ業界や広告業界、インターネット事業やフリーランスとして働く人にかなりお勧めです。
また、若いうちからお金についてしっかり学べるという点で学生さんや、学生さんに勉強を教えている教師(先生)の方にもお勧めと言えます。
わかりづらいと思いますが、折り目をたくさん入れちゃいました。
呪縛から解放され自信が湧いた
革命のファンファーレを読んで、自信が湧きました。
具体的に言うと、100ページ目から書かれている
引用:革命のファンファーレP100
「無料公開を批判する人間に未来はない」
という内容です。
私は、「お笑いキャリア1ヶ月でライブ動員数200人を達成させた」という記事を以前に書いたのですが、キャリア1ヶ月で200人を集客できたカラクリは無料にあります。
当時、お笑いライブのチケットを無料とすることで、まわりの人間から「無料にするとこっちがチケット売れなくなる」「邪道だ」「自分の価値を無料で下げるな」と散々言われました。
自分のやり方は間違っていたのかなと、10年以上心のどこかに引っ掛けていましたが、本の内容をじっくりと読み、自信へと変わりました。
他にも、自分の過去やこれからに自信を持たせてくれた内容がたくさん書かれています。
0から1を生み出すための思考
36ページ目から書かれている
引用:革命のファンファーレP36
「テレビタレントのギャラの出所はスポンサーだ」
内容は、テレビ番組に出ているタレントのギャラは広告費(番組制作費)を出しているスポンサーであるということ。
そしてお金を出してもらっているタレントや番組は、スポンサーに好感度を求められる。
つまり、世間からの好感度を獲得するために状況によっては嘘を重ね続けなければならず、インターネットが発展した現代では嘘がバレバレで信用がどんどんなくなるといった話です。
私も仕事を取るため、スポンサーを立てるために数々の嘘をついてきました。
私のなかで信用について深く考えるきっかけとなったほか、0から1を生み出すための思考力がつきました。
百聞は一見にしかず。革命のファンファーレをぜひご自身で手にとって確認してみてください。
1を100や1,000と拡散させるための戦略
81ページ目から書かれている
引用:革命のファンファーレP81
アンチを手放してはならない
本来であれば、アンチや批判的な口コミ、炎上などは今すぐにでも消火したくなるものだと思います。
革命のファンファーレには、どのようにすればアンチをうまく活かすことができるか。そして、アンチを手放さないことによって何がどうなるかが書かれています。
1を100や1,000へと広げていくためのヒントとなりました。
革命のファンファーレを読み、気がついたらほとんどのページに「ここが大事」と折り目(しるし)をつけていました。
また、革命のファンファーレは秋元康さんや堀江貴文(ホリエモン)さん、藤田晋さんといった各界で有名な方も絶賛していて、本の帯にも名前とコメントが入っています。
革命のファンファーレを読んですぐに人にあげた
折り目(しるし)がたくさんで手放したくない本ではありましたが、読んだ当日に「読みたい」と言う人にプレゼント。
会社のミーティングで、「革命のファンファーレ」の話になり、「もしよければ折り目たくさんついてますけど、読まれますか?」と渡しました。
ペラペラめくりながら、「なついさんがどこのページに折り目をつけて、なぜそこにしるしをつけたのかを考えてみます」とニヤニヤ。
おわりに
革命のファンファーレを読んでどうだったかを書かせていただきました。
革命のファンファーレを5回読みましたが(現在:発売して2週間後)、読むたびに新たな発見があったり発想が沸いています。
また、ニュースメディアで取り上げられる西野さんに関する情報、SNS(インターネット上)にあがる西野さんの情報は肝心な部分が切り取られ事実と異なっていることが多いです。
革命のファンファーレでは、西野亮廣さんご本人が事実について書いています。
これまでにニュースメディアやインターネットで取り上げられた内容と見比べてみると面白いですよ。
革命のファンファーレ53ページに書かれた
引用:革命のファンファーレP53
キングコング西野には、嘘をつくメリットがない
と驚くほどリンクします。
少しでも革命のファンファーレが気になる方は、今すぐ読まれることをお勧めします。
正直もっと料金が高くてもいいと思える良本です。
【おまけ】今後のみどころ
以前からテレビや雑誌のメディア、西野さんご本人のLINEブログ内でも何回か言われていた
ディズニーを倒す
について、具体的内容が革命のファンファーレ258ページに書かれていました。
引用:革命のファンファーレP258
できれば、映画『えんとつ町のプペル』の公開日をディズニーの新作アニメの公開日にぶつけたい。そこで観客動員数と興行収入で勝つ
映画の公開日は、2017年10月時点では具体的に決まっていないですが、革命のファンファーレには2〜3年後に…と書かれているので、2020年頃かと思われます。
2020年に映画の公開となると、東京オリンピックと絡めてまた革新的な話題が起こるのか?
すでに種まきを始めているのか?と、目が話せません。
※デ◯ズニーの弱点も257ページに書かれています。
どのページを読んでも、新しい発見が見つかった良本でした。下記から購入が可能です。