元お笑い芸人、現Webディレクターの仕事をしている、なついです。
本記事はブルーフォレスト所属、I.D.And Fly LooMさんの単独公演レポートとなります。
なつい
2019年12月2日。
EXシアター六本木にて、アイフラさんのワンマンライブ【不条理なパレード】が行われました。
この日は超大キャパのライブハウスにあって、あえて「挑戦を意識した」と語ってくれたのは事務所の代表・西山氏。
「映像には頼らずに、まずはパフォーマンスのクオリティありきで勝負したかった。
そこを引き立たせる意味で、舞台装置や特効をどう活かしていくか…というイメージで本公演へ臨みました」とのこと。
なつい
今回のアイフラ単独公演、不条理なパレードですが、裏コンセプトがありまして、それは【映像を使わない】です。映像使うと派手で素敵なのですが、どうしてもライブ感とコンセプト感が薄れてしまうと僕は感じ、今回はライブに特化した形で望むことにしました。
— にしやまさん (@nishi_bluefore) November 30, 2019
なついもそれを聞いた上でライブを観て、なるほど納得…
EXシアターの広大なフロアに走るレーザーライトが、アイフラさんの世界観を余すことなく照らし、輝かせる。
そしてステージではトリコロールの衣装に身を包んだメンバーたちが、爆音と共に踊り舞う!
楽曲が進むにつれ、美しさと壮大さを孕みながら姿を変え続ける舞台装置。
メンバーのパフォーマンスに臨場感をもたらし、瞬間瞬間を引き立ててゆく特殊効果の数々。
計算され尽くされた演出が、きっとファンにとっては未知の感動と喜びとなり降り注いだことでしょう。
やはりこの日にかけてきた、彼女たちの情熱はハンパなものではありませんでした。
結成から丸一年を迎え、今なおアイドルグループとしての実力をアップデートし続けるI.D.And Fly LooM。
その成長速度には驚かされると共に、今回のような”大バコのライブこそ彼女たちの真骨頂”だと確信しました。
それでは!
独自の世界観によって、その場にいた全ての人々をひとつにしたメンバーの勇姿をとくとご覧ください!
- ライブ画像はブルーフォレスト様よりご提供いただきました
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【セットリスト】I.D.And Fly LooM 単独公演「不条理なパレード」
2019年12月2日 I.D.And Fly LooM 単独公演「不条理なパレード」
M1. アンリストカット
M2. マイスクリーム
M3. answer of kill
M4. fake poker~生き様に賭ける道楽~
M5. アイロニーディストピア
M6. SNAKE GIRL ~勇敢愛心~
M7. シュレーディンガーの猫のように
M8. 舌冒の風
M9. Angelic Devil
M10. I.D.Fly
M11. 天寵の聖歌
M12. トロイの木馬
M13. オズワルドマイム
M14. 路地裏のアンティーク劇場
M15. カルーセルシンドローム
M16. 錯覚の喜雨
M17. 不条理なパレード
EN. I.D.Fly
WEN. ライフアクセル
主催:ブルーフォレスト
【レポート画像】「不条理なパレード」@EXシアター六本木
ライブのオープニングは、ステージと客席とを隔てる金網がそびえた、予想外の状態からスタート!
まるで「監獄」に囚われているかのようなステージでのパフォーマンスに、なついのアタマにも、本公演の鍵となる「不条理」の文字がチラつきます。
そしてライブの要所要所で語られるメンバーのメッセージからは「解放」や「前進」を連想させ…
ヘビーなナンバーと共に、ミドルテンポな独自色あふれる楽曲を随所に絡ませながら、ライブハウス全体をアイフラの世界観へと誘っていきました!
なつい
人生とは捧げるべき不条理なパレード
しょうもないことでも夢中になって生きて
笑って死ぬためこれでいい
これは本公演のテーマソングとなる「不条理のパレード」の一節です。
一見すると「人生の苦悩や悲哀」を謳っているナンバーですが、それだけではなく… 「全てを受け止めて、私たちは突き進んでいく」といった、非常に強烈なメッセージ性を感じました。
なつい
また本公演はYouTubeでライブ配信されており、当日ライブに足を運べなかったファンも、アイフラの晴れ舞台を共有できるというイキな計らいがありました!
まとめ
本公演はファンの辛抱たまらぬといった想いに応えての、ダブルアンコール!
フィナーレには黄金のテープがフロア全体に舞い、ワンマンライブを走り切ったメンバーとファンを祝う、なんとも景気のいい演出がありました。
細部にまで行き届いたステージに、なついも終始感心しきりです。
いや〜…すごかった。
本公演のテーマ曲『不条理なパレード』が、アンコール前のナンバーだったのですが、
それを聞き終えたとき、上質な舞台を見終わったような充足感を得る事ができましたよ。
きっとファンのみんなも、同じ体験をしたんじゃないでしょうかね。
メンバー・ファン・運営さんともども非常にチカラの入った、一体感のあるワンマンライブ。
最後にはEXシアターがちょっと狭いかな、と思えるくらいにメンバーから発されるオーラを肌で感じることができたので、本当に素晴らしいイベントだったと思います。
と、そこで話は終わらず。
実はアイフラさんのメンバーには、すでに見据えている目標があるようです。
それは去る2019年9月30日に渋谷クラブクアトロで行われた、グループ結成一周年記念ライブ。
『ファンのみなさんにパワーをもらえた、素晴らしいライブだった』と認めつつも、
まだまだ満足するには早すぎる、とメンバーは感じていたようです。
渋谷クアトロは、かつてダイヤモンドルフィーが休止となった場所。
アイフラさんにはきっと、この場所に対して並々ならぬ想いがあるのでしょう。
そこで彼女たちの口から「2020年6月30日、渋谷クアトロでリベンジ単独公演」が発表されました。
あの頃の自分たちを、超えるため…そんな、かつてないほどの決意を感じました。
彼女たちの瞳には、過去の自分たちへ向けたリベンジの炎が宿っています…
なつい
翌2020年の1月には、全国13カ所22公演の日本列島ツアーが始まります。
そしてなんと単独ライブ終演後の12月2日22時より、
本公演のテーマ曲でもある『不条理なパレード』が期間限定で無料配信(ダウンロード)とのこと!
なつい
・公式サイトで『不条理なパレード』を無料ダウンロード (※1分もかかりません)
アイフラさんはこれほどのオオバコでのライブを成功させながらも、今後のパフォーマンスに一切のゆるみが無い。
まさに【最高を更新できるアイドルグループ】と呼ぶに相応しい、誇りと気概をまとったアイドル。
それがこそがI.D.And Fly LooMだってことですね。
この日のアイフラ劇場は、惜しまれながら幕を閉じました。
ですが、彼女たちの「最高な瞬間」は終わりではありません。
ファンとの絆、そして彼女たちの輝きはまさに無限大。
それらは明日からも、広がり続けていくことでしょう。
走り続ける彼女たち6人の未来には、予想を超えたステージがこれからも待っています!
★★★2020年5月6日追記★★★
この度、エルフロート、I.D.And Fly LooMは
アイドルプロジェクト ブルーフォレストを離れ、
全メンバー7人にて設立した合同会社「YMIdes」にて
セルフプロデュースで活動する運びとなりました。本件は3ヶ月程前から準備を進めており、
本来であれば6/1アイフラ単独公演での告知を予定しておりました。
ですが、現在新型コロナウイルスの影響により本公演の開催自体が危ぶまれております為、
このような形、タイミングでのお知らせとなりました。コンテンツやSNS等につきましては、これまでのものを全て譲渡いただきますが、
今後はあくまでもメンバーによるセルフプロデュースで活動してまいります。今後とも変わらぬご声援を宜しくお願いいたします。
アイフラ 過去のライブレポもあります
【ライブレポート】I.D.And Fly LooM 初単独公演「ガラクタの住むお城」エルフロートのライブレポもあります
エルフロート単独公演『妖精の旅』渋谷WWW X【ライブレポ】