
2017年10月6日、「文章の改善点をリアルタイムで指摘」をしてくれるライティングツール「文賢(ブンケン)」が発売されました。
すでにご存知の方も多いかもしれないですが念のために。
「文賢」はSEOテンプレートの「賢威(ケンイ)」をはじめ、Amazonでベストセラーとなった「沈黙のWebライティング」などのコンテンツを出している、株式会社ウェブライダーが1年半の期間をかけて開発したツールです。

ライティングに関わるすべての方に向け、「言葉を大切に扱う人を増やし、思いやりに溢れた優しい世界をつくりたい」といった想いから、ウェブライダーのノウハウがふんだんに注ぎ込まれています。

このように。
私も「文賢」の導入をしたひとりとして、レビューを書かせていただきます。
レビューで触れる内容は目次のとおりです。
タップで読みたい場所へ
文賢の機能!ここが良い
文賢は冒頭に書いたように、「文章の改善点をリアルタイムで指摘」してくれるツールです。
指摘をしてくれる項目はとても多く、全てを書ききれません。ここでは、私が文賢を使って良いと思った部分をピックアップしてご紹介します。
今すぐ文賢の全機能を見たいと思われる方は、公式ページでの確認がおすすめです。
ツールを使って実感した便利な機能を抜粋
私が文賢を使ってとくに良いと感じた機能のまとめです。
校閲のチェック項目より
- ら抜き言葉のチェック
- 重複表現のチェック
- 誤った言葉のチェック
推敲のチェック項目より
- 同じ助詞の連続使用のチェック
- 同じ文末表現の連続使用のチェック
その他
- たとえ表現機能
- 「漢字の含有率」の確認
下記でも触れますが、私は文賢のおかげで文章に対する苦手意識がほんの少しですが解消されました。

文賢で不便に感じるところも実はある
ここまでは、文賢の便利な部分についてお伝えしてきましたが、実際に文賢を使ってみると不便だと感じたところと懸念点もあったので、あわせてお伝えします。
まず、不便だと感じたところは「誤字脱字チェックができない」部分です(2017年12月18日現在)

〜〜2017年12月18日追記 〜〜
【誤字脱字を指摘する機能の搭載が決定しました】
このたび、文賢にディープ・ラーニング(深層学習)を使った「誤字脱字を指摘する機能」の搭載が決定いたしました。
・・・
実装時期は2018年春ごろ(4月前後)を予定しております。
随時、進捗状況等を文賢のTwitterやFacebookページならびに、当ブログ等で報告していきたいと思います。引用:文賢 ヘルプサイト
誤字脱字機能が搭載される日を心待ちにしています。
株式会社ウェブライダーは提供しているツールが素晴らしいだけじゃなく、ユーザーの声にしっかり寄り添ってくれます。
Twitterで代表の松尾さんへ『文賢』に関して何回かコメントをさせていただいたことがありますが、毎回返信をいただきました。
続いて懸念点は、「たとえ表現」に関してです。文賢ツール内にたとえ表現が用意されています。
好みのたとえ表現を、ワンクリックでそのまま文章に挿入することができる便利な機能なのですが、用意された表現をそのまま挿入して使うというのはどうなのでしょう?

文賢を使っている人はたくさんいます。たとえ表現は2,000以上も用意されていますが、仮に自分が使ったたとえ表現と他の文賢ユーザーが利用したたとえ表現がかぶってしまったら…。
これってgoogleにコピペ文章、低品質の表現として見られたりWeb上に同じ表現がたくさん出回ることになるんじゃないかな?と感じました。
今後も文賢の機能追加や改善は行われるとのこと。そのため、誤字脱字に関して現在は目視チェックをして、たとえ表現はそのまま使わないようにしています。
「文賢」を導入したきっかけ

導入のきっかけは、
といった悩みを「文賢」で解消させたかったからです。
「文章」に触れる苦痛を軽減させたかったから
当サイト(リアクション)の、>>新規ドメインで短期間なのに検索順位1位!SEO対策などを報告でも書きましたが、私は「文章を読むこと、書くことが苦手」な人間です。
しかし、現在SEOに関わる仕事をメインにしているので、どうしても文章に触れる場面を避けられません。
そこで、ウェブライダーの「言葉を大切に扱う」想いに触れることで、少しでも文章に対する苦手意識が克服できるかな?といった期待を込めて導入しました。
言葉のボキャブラリーを増やしたかったから
当サイトの>>お笑いキャリア1ヶ月でライブ動員数200人を達成させた戦略などでも書きましたが、私は元お笑い芸人として12年活動をしています。
「芸人と言えば言葉が巧みで話上手だよね?」と思われがちですが、芸人の喋りと文章を書くプロの言葉遣いは全然違うのです。
芸人時代はラジオや舞台などでひたすら話し言葉を駆使していましたが、実はボキャブラリーはそれほど多くありません。
- なんでー?
- ほんまにー?
- 嘘つけー
- どないやねん
- アホちゃうか
- お前それはアカンで
- しばくぞ!
このような言葉を瞬時に遣いわけて、トークの間やその場の雰囲気を大事にしていました。
しかし、お笑い活動を辞めて本格的に文章と向き合う機会が増えると、「この言葉遣いは正しいのかな?」「気持ちを文字で表現したいけどうまくいかない」といった壁が立ちはだかるようになり、ますます文章に対する苦手意識が高まったのです。
そこで壁を壊すために、正しい言葉遣いやボキャブラリーを増やそう!
そう思っていたところ、松尾茂起さん(株式会社ウェブライダー代表)からの発信により、「文賢」がリリースされたと知り「これだ!」と感じて導入をしました。
「文賢」を導入して変化したこと

「文章」と向き合う苦痛が軽減された
文賢ツールは、自分の手がけた文章を瞬時に分析してアドバイスを出してくれます。
「校閲支援」の項目を指定すれば下記のように


人が人にアドバイスを出すことで、コミュニケーショントラブルが発生するなんてリスクもあるでしょう。
私は文賢(機械)からアドバイスを出してもらったり、校閲支援をしてもらったことで、以前より言葉遣いの幅が広がったと感じています。
ボキャブラリーが増えたことにより、前より少しは「文章」と向き合う苦痛が軽減されたかな。
「校閲・推敲」の時短ができた
私は本業とは別に、個人的にアフィリエイトサイトをいくつか運営しています。
サイト内で、商品販売へ誘導をするための記事をクラウドソージングなどで発注しているわけですが、今まで納品される記事の校閲・推敲に相当時間がかかっていました。
- 文末が「ます」続きになっていないか?
- 読みにくい文章になっていないか?
- 文章全体を通して、漢字の使用率が多すぎないか?
など。
これらの作業は、膨大な時間のロスの他にも大きなストレスとなり滅入っていましたが、文賢のおかげでかなり負担が減りました。
ウェブライダーでも、すべてのスタッフが文賢を使って業務をおこなっていて時間の節約が達成できているとのこと。
引用:文賢
ウェブライダーでは、校閲・推敲にかけていた時間を大幅に削除できたことで、編集者ひとりあたり1日1~1.5時間、月換算で約20~30時間の時間節約が達成できています。
文賢で記事の質を高めて時短ができる。
削減できた時間を他のことに当てることができるようになって、とても助かっています。
文賢はかなりコスパが良い
人によってお金に対する価値観は違うもの。
1冊1,500円の本を買うのが高いと感じてお金をしぶる人もいれば、毎日飲むビールやタバコには何のためらいもなくお金を出している人がいます。
文賢は税込で月額費用1,980円です(初期費用として10,800円が必要です)
値段を聞いて高いと感じましたか?
この記事をご覧になられているあなたが、「ライティングの質を今より高めたい」と思っていたり、「ライティングに関わっている」のであれば、私は文賢の導入を絶対にオススメします。
校閲・推敲にかける時間を削減できるほか、ライティングのボキャブラリーが広がります。
個人的には安すぎない?と思っています。
Twitterを見ても、「ぶっちゃけ1記事で元が取れるんじゃなかろうか」と発信している人がいるほど。

—【初期費用半額キャンペーンは終了しました】—
2018年3月31日までは初期費用が半額!
文賢の導入を悩まれているあなたに朗報です。
2017年12月20日までに
2018年3月31日までに導入をすれば、今だけキャンペーンとして初期費用10,800円から5,400円(税込)
の半額となります。
—
あなたは、まだ月額1,980円の費用が高いと感じますか?
私も文賢を導入する前は費用面で悩みました。
だから実際に、導入をしたのは文賢がリリースされてから1週間後です。
導入をして思ったのは「悩む時間がもったいなかった」「1週間あれば、文賢を使って10本くらい記事修正ができたかな?」でした。
文賢は飲み会1回分の値段で今すぐ導入をすることができます。
そして、毎月お酒の量を減らすなどで1,980円分の出費を我慢できれば、使い続けることが可能です。
今よりほんの少しでも文章に触れることが楽しくなれたらな、質の高い文章が書けるようになりたいな…
このような期待から、「文賢」を導入しました。
おわりに
文賢が本当にオススメだと思うので、最後にもうひとこと言わせてください。
ぜひ一度、文賢の公式サイトをご覧になって上から下までじっくりと読んでみてください。
きっと今すぐにツールを導入したいと感じるはずです。
