なつい( @kurikei710 )です。
今回は、ランサーズを利用してWebライターの仕事をしている方へ。
なかでも、ランサーズで思ったように稼げないと悩むあなたに読んでいただきたい内容です。
あなたがどのクライアントから受注するかを選ぶように、発注者側にもどのライターさんへ依頼するかを決める基準があります。
以前、新規ドメインで短期間なのに検索順位1位!SEO対策などを報告でも書きましたが、私はとある企業でキュレーションメディアとアフィリエイトサイトの運営を担当していました。
下記から、メディアの運営担当をしていたときの経験をもとに、ランサーズで稼げないと悩むライターのあなたへ、重要なポイントをいくつかお伝えします。
私は1ヶ月間ではありますが、ランサーズでWebライター業務をした経験(受注者)もあります。
そのときに文字単価を大幅アップさせた方法も公開しています。
『当記事とあわせてご覧ください』
【結論】発注者に手間・時間をかけさせてはダメ
あなたはどのような条件で案件を受注しますか?
- 文字単価が高い
- 自分の得意ジャンルで、時間をかけずに書ける
- 大手メディアからの案件
これらの理由でしょうか。
冒頭でもお伝えしましたが、あなたに受注するかを選ぶ基準があるように、発注者側にもある程度の基準や外注をしたい理由があります。
私の場合、外注したい理由は記事作成の時間や手間を省きたかったから。
もっと言えば、最低基準が発注〜納品〜記事を公開するまでの「時間・手間」がかからないライターさんを徹底管理して、毎月発注をしていました。
「時間・手間」がかかるライターの特徴
私が外注で時間と手間がたくさんかかり、「もうこのライターさんに依頼するのはやめよう」と思った内容は下記です。
- コピペチェックで引っかかりまくり
- 誤字脱字が多すぎる
- 進捗・納品確認などの連絡がない
- 記事に書かれた内容の根拠や、ソース元を探すのが大変
- 記事構成やテキスト内容の修正・加筆がたいへん
- 「ですます」「だ・である」が統一されていない
- 「あなた」「貴方」などの表記ゆれがある
- 不自然にキーワードを羅列させている
- タイトルに対する答えが記事内で記載されていない
などでした。
発注者が求める度合いにもよりますが、ランサーズで稼ごうと思うと、上記の内容は最低限クリアしておく必要があると思います。
あなたは、しっかりとできていますか?
『参考にお読みください』
文章の改善点をリアルタイムで指摘をしてくれる「文賢(ブンケン)」
発注者はライター管理を細かくしている
ランサーズでライター業務をされるあなたに注意点をお伝えします。
ランサーズで稼ぐことを考えているのであるならば、単価が低いなど自分の希望にそった条件ではなかったとしても、仕事を引き受けたのであれば手を抜かないことです。
他にも発注者(クライアント)はたくさんいるから、適当に済ませよう
なんて考えていたら、のちのち自分のクビを絞めることになりますよ。下記の画像をご覧ください。
私が、キュレーションメディアとアフィリエイトサイトの運営を担当していたときに使用していたライター管理シートです(※一部のみ抜粋)
管理をしている各ライターの詳細項目には、依頼をするかしないかを決める情報をまとめています。
『上記で記載の手間と時間がかかるライター』
- タイトルと見出しが大きくズレることが多く、とても読めない
- 情報に信憑性がなさすぎる
- 時間に追われてやっつけで書いたように感じる
- Webリテラシーがまったくない
- 具体的な数字を記載するときなどは、必ず情報源を記載してくれる
- ユーザーが離脱をしないように、構成をしっかり考えてくれている
- 専門性がある
- 何が何でもこの人に頼みたい
などです。
「依頼をしたくないライター」としてシートにまとめられた場合、二度と同じ発注者から依頼をされることがないのは、すぐにわかるでしょう。
ここからが大事です!
発注者にもよりますが、管理をしているライターの情報は多くの場合、他の人間と共有をしています。
たとえば、他部署のメディア担当者であったり、他会社でランサーズを利用している人間であったり。
個人情報などもあるため、共有される範囲は絞られますが、「適当に仕事をしている○○さん」「受注した仕事に対してTwitterで文句を言っている○○さん」などと共有範囲は広がり、さらにあなたは稼げないライターのレールを走らなければいけないこととなります。
対して、発注者の時間・手間をかけさせない仕事ぶりをあなたが見せることができれば、「○○さんは仕事が丁寧」「○○さんはオススメのライターさんだよ」と、あなたの良い情報が広まり、稼げるライターへと繋がります。
プロフィール作りや実績アピールは、ほどほどに
なかには発注者から依頼が来るようにと、自身のプロフィール作りに時間をかけすぎたり、過去の実績をアピールするために執筆した記事のURLをいくつも送ったりされる方がいます。
発注者にもよりますが、時間に追われていることが多くあなたがどれだけ力を入れてプロフィールを作っていても、過去の実績をまとめて送っていてもジックリ見ることはありません。
私の場合、作り込まれていたであろうプロフィールは、サラっとしか見ていませんでした。
1通メッセージのやりとりをして、どのような返答をいただけるかである程度見極めて発注を決めていました。
そして過去の実績として、「自分の書いた記事に、はてブが○個ついた」「検索順位で○位を取った」とアピールをくれるわけですが、私にはアピールとしてまったく響かなかったです。
と思っていたからです。
交渉の相手が対個人であれば、プロフィールの作り込みや実績アピールは有効かと思いますが、対企業の場合は、ほどほどにしておくことをオススメします。
おわりに
ランサーズでWebライターをしているけど稼げない…
そう悩むあなたへ、「発注者へ手間と時間をかけさせてはダメ!」とお伝えしてきました。
ここまでの内容は、あくまで私の発注者としての体験をもとに書きました。
ですが、人によって考え方・やり方はさまざま。
稼ぐために、低単価であってもとにかくたくさん受注し、1時間に何本書く!と数をこなす人もいるでしょう。
あくまでも、参考のひとつとしてください。
よろしければ、短期間で文字単価をアップさせた方法に関する記事もあわせてご覧ください。