元お笑い芸人、現Webディレクターの仕事をしている、なついです。
当記事のタイトルに興味をもち、見にきてくれたあなたに、他メディアには掲載されていないアイドルインタビューをお届けします。
今回インタビューに答えてくれたのは、女性アイドルグループ「ゑんら(えんら)」で活動している滝口ひかりさんです。
滝口ひかりさんと言えば、2014年にアイドルグループ「drop」へ加入し、同年に『週刊プレイボーイ』の読者投票でグランプリを獲得。
グランプリ獲得後は、「2000年に1人の美少女」として多くのメディアで取り上げられ注目を浴びました。
滝口さんは現在(※2018年9月)「drop」を卒業し、妹の”滝口きらら”さんと、dropの元メンバーである”木乃伊みさと”さんの3人で、セルフプロデュースアイドル「ゑんら」として活躍しています。
「ゑんら」結成秘話やセルフプロデュースの難しさなど、ここでしか見られない内容を、ぜひお楽しみください。
なつい
- 当インタビューは、滝口ひかりさんのマネージャーさま同席のもと、取材を行いました。
- 当記事で使用されているテキスト・画像の無断転載は、絶対に行わないようお願いいたします。
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【ゑんら】滝口ひかりさんのプロフィール
名前 | 滝口ひかり |
あだ名 | ひかりちゃん |
誕生日 | 1994年09月20日 |
身長 | 153cm |
趣味 | 少女漫画、メイク |
所属事務所 | プラチナムプロダクション |
公式サイト | ゑんら |
ツイッター | @wyenra_hikari |
なつい
昔は「たっきー」と呼ばれていませんでしたか?
滝口:はい、昔はたっきーと呼ばれていました。
でも、私がツイッターで「実は、たっきーと呼ばれるのが好きじゃない」と発信したことがありまして。
「たっきーは好きじゃないから、ひかりちゃんって呼んでほしい」と言ってから、今ではファンのほとんどの方が「ひかりちゃん」と呼んでくれています。
趣味の少女漫画ですが、かなり読まれていますか?
滝口:高校生、大学生のときがピークでしたけど、今でもかなり読んでいますね。アオハライドの作者(咲坂伊緒)さんが大好きで、ストロボ・エッジの映画を観に行ったり、漫画も購入しました。
一家揃って漫画が大好きなので、結構な数の漫画が家にあります。お父さんも漫画が大好きで集めているのに、少女漫画には興味がなくて私に「本ジャマ」って怒ってきます w
滝口ひかりさんが活動している、「ゑんら」って?
(出典:ゑんら公式)
「ゑんら」がどのようなグループか聞かせてください
滝口:はい。まず、グループ名の由来から説明します。
ゑんらは元々妖怪の名前なんです。煙の妖怪で煙々羅(えんえんら)というのがいて、そこから「ゑんら」と名づけました。
煙々羅は煙になって、いろんなところに現れるんです。
私たちも、妖怪とかお化けとかをモチーフにしていて、アイドルであったり、モデルであったり、バラエティ・女優など、変幻自在でいろんなところに現れるというコンセプトで活動をしています。
続いてグループの活動についてです。
グループコンセプトや方針を、メンバーの木乃伊(みいら)みさとが決めて、完全自己プロデュースという形で、ライブ運営や出演、衣装やPV製作などメンバーだけで行っています。
なつい
音量に気をつけてご覧ください
ゑんら【公式】リンネ転生 MV
ゑんらについて、詳しく聞いてみました
ゑんら結成の経緯について教えて下さい
滝口:「ゑんら」のメンバーである木乃伊みさととは、前のグループ(drop)でも一緒に活動をしていました。
そして、前グループを一緒に卒業して、お互いフリー活動を始めたんです。
また、同じタイミングで妹のきららも、ロンドンブーツの淳さんがプロデュースをしていた「KAGUYA」というグループを辞めて、フリー活動を始めました。
なつい
滝口:いえ。みんなフリー活動をしていたのですが、これといった目標がなく、ただフラフラしているだけでしたね。
3人仲が良くて集まることが多かったのですが、集まったときに「もう一回ステージに立ちたいよね」「いちから自分たちでやってみない?」っていう話が出て、結成に繋がりました。
結成の話を切り出したのはメンバーの誰になりますか?
滝口:私ですね。私とみさとは、前のグループを辞めてから、毎日のように会っていたんですね。
それで、「お互い目標もなく活動してるし、2人でやろうか?」って話をして。
ただ、2人でグループ活動することを考えたときに、もの足りなさを感じて、「私の妹もグループを辞めてフリー活動してるんだけど、一緒にどう?」ってみさとに言いました。
「ゑんら」の結成が決まって、すぐに活動を始めたのでしょうか?
滝口:すぐに始めましたね。2018年1月14日に「ゑんら」結成の発表をして、2月10日がデビュー日だったんです。
なので、1ヶ月くらいの期間で衣装やPV、曲を用意して、結成から実際に活動をするまでかなり早かったと思います。
セルフプロデュースで活動することについて
セルフプロデュースは、具体的にどのようなことをされていますか?
滝口:「ゑんら」の窓口業務、出演ライブやスケジュール決め、会場をおさえる、楽曲、衣装作り、公式ツイッターの運用、などですかね。
メンバーみんなで、やりたいことを好きなようにやっているって感じですw
セルフプロデュースで大変と感じることはありますか?
滝口:大変なこと…。たくさんありますね。
なつい
滝口:まずは、ライブ会場を借りるときに関して。これくらいお客さんが来てくれるだろと見込みを立てて、会場を借りているのですが、見込みよりお客さんが少ない日もあるので、思い通りにいかなくて難しいなって感じています。
あとは、年間のスケジュール決めですかね。自分たちだけで決めるにはまだまだ不安で、難しいと感じています。なので、大人の方にアドバイスをいただきながら、本当にこのスケジュールで大丈夫かなと、慎重に予定を立てています。
なつい
滝口:そうですね。
ひとつひとつのメールを管理するのも、大変だと感じています。
メール業務については、経営者であるお父さんにアドバイスをもらっているのですが、メール管理で絶対にやってはいけないことを教わりました。
なつい
滝口:はい。それは、絶対にメールを無視しないことです。たとえ、メールで誘っていただいたライブに出れなかったり、出たくなかったとしても、必ず返信をすること。
たまに、「このメールにまだ返信できていなかった」「かなりレスポンスが遅れてしまった」ということがあるので、もっと意識をしてやらなければと思っています。
「ゑんら」は遠征が多いと聞きました。遠征の資金集めとかも大変ですか?
滝口:遠征費用をどう用意するかも大変ですが、それ以上に、遠征先の現場(ライブ)でどう自分たちのファンを増やすかに苦労していますね。
遠征をしたとき、対バンでライブに出るのと、ワンマンでライブをするのとでは、どちらの方がよりお客さんに興味をもってもらえるのだろうと、試行錯誤やっています。
セルフプロデュースで、やりがいを感じることを聞かせてください
滝口:どうしたらお客さんに喜んでもらえるのかなど、試行錯誤を重ねているときにやりがいを感じていますね。
メンバーと「あのときはこうすれば良かった」「次はもっとこうしよう」と話をしているときに、自分たちはひとつひとつ前に進めているのかなと実感できて楽しいです。
私たちはお客さんがいて成り立っている職業なので、これからも、お客さんに満足してもらうことにこだわっていきます。
ゑんらは、どのようなグループを目指していますか?
ゑんらは今後、どのようなグループを目指しますか?
滝口:日本だけでなく、海外にも少しずつ露出していけたらなと思っています。
私たちのグループは、和風の要素があるので、そういう部分を海外にもおしていきたいです。
前に「ゑんら」で台湾遠征したことがあって、現地の方に「和風なのいいね」って言ってもらえたので、本格的にどうすればいいかなど、メンバーと考えます。
あとは、「ゑんら」のメンバーはみんなアニメが大好きなので、アニメの主題歌をやりたいですね。
滝口ひかりさんがアイドル活動を始めたきっかけ
アイドルを始めたきっかけについても聞かせてください
滝口:きっかけはスカウトです。
19歳のときに、雑誌のスナップに載ったことがあって、それを見た事務所の方から声をかけていただきました。
でも、「私にはアイドル活動できません」と、いちど断ったんです。
なつい
私、アイドル活動を始めるまでは、アイドルっていう職業に偏見があったんですね。テレビとかで見ていたときに、笑って歌っているだけみたいに思っちゃって。
それで「やらない」って決めたものの、お父さんから「人生は一度しかないからやってみれば?」と後押しがあって。
そこから、なんとなく始めました。
アイドル活動を始めたばかりの頃と今を比べて、成長を感じる部分は?
滝口:活動を始めたばかりの頃は、グループ内でファンを取り合うみたいなことを意識していました。
でも、活動暦が長くなるにつれて、グループとして大きくなりたいのであれば、グループ内でファンを取り合っても仕方がないなと考えられるようになりましたね。
仮に、私きっかけで違うメンバーのファンになったとしても、最終的に自分のグループを応援してもらえるのであればOKみたいな。
あとは、仕事に対する取り組み方が変わりましたかね。
なつい
滝口:前までは、1日1日のライブをとりあえずこなしていくみたいな感じでした。それが今では、先のことも考えて、歌のスキルをどう伸ばしていきたいとか、どう魅せたいかっていう部分も考えられるようになりました。
お客さんに対する考え方も昔と変わりましたか?
滝口:そうですね。許容範囲が広くなったと言いますか、器が大きくなりました。
前までは私が子供っぽくて、お客さんを縛りつけていたんですね。「他のアイドルさんのところにチェキ並ばないで」とか言ってましたし。
でも今はそんな感じじゃなくなりました。お客さんには自由に好きなところへ行って、好きなようにして過ごしてほしい。
そんななかで、「ゑんら」を選んでくれているのが嬉しいです。最終的に「ゑんら」が1番だよって言ってもらえる環境にします。
マネージャーさんに、滝口ひかりさんのことを聞いてみた
マネージャーさんから見て、滝口さんはどのようなアイドルですか?
マ:私が滝口の担当になって、まだ半年くらいしか見ていないのですが(※)、自己プロデュースで活動しているというのもあり、他のアイドルさんと比べて、運営の大変さとか、メールではどのように返信しなければいけないとか理解してくれていますね。
理解しているだけじゃなく、しっかり行動に移してくれているので、とても助かっています。
( ※2018年9月時点 )
あとは、滝口自身が何をしたいとか、いま何をすべきなのかという部分についても、しっかりわかっていると思います。
なので、滝口がやりたいと思う仕事を、できるだけやらせてあげられるようにマネージメントするのが私の役目です。
ここまでが滝口の良いところ。
ここからは、私がもっとマネージメントをしなければいけないなと思っている部分です。
なつい
マ:滝口は、自分だけで悩みを抱え込んじゃうところがあります。
自分でどうにかしなきゃいけないと思って、そのときの感情だけで考えて動いてしまうことがあるので、良い方向へ繋がるようにしっかりマネージメントします。
滝口さんにどのようになってほしいですか?
マ:「ゑんら」として、滝口ひかりとして、大きな箱(会場)のステージに立ってほしいと思っています。
そのためには、プラチナム所属のタレントとして、滝口の仕事を増やし露出していかなければいけないと思っています。
最近ではバラエティにも呼んでもらえたりしていますので、知名度が上がるように滝口をマネージメントしながら、育てていきたいですね。
【告知】2018年9月30日 滝口ひかり生誕祭
私の生誕祭なのですが
チケット残りわずかということなので是非早めにゲットしちゃってください〜〜9/30滝口ひかり生誕祭
「我儘なわたしを許して」https://t.co/gWfTC7jQ1A#ゑんら #滝口ひかり pic.twitter.com/emxQQQKdkk— 滝口ひかり (@wyenra_hikari) September 9, 2018
▪滝口ひかり生誕祭「我儘なわたしを許して」
▪日程:2018年9月30日(日)
▪出演者:ゑんら
▪会場:東京都 / 代官山SPACE ODD ←※ 下記でGoogleマップをご確認いただけます
▪時間:OPEN18:00/START19:00
L ライブ:19:00〜20:30
L 特典会:20:30〜22:30
▪料金:
『前売り(ライブポケット)の申し込み期間』
2018年8月30日(木)20:00〜 9月28日(金)23:59まで
▪金額
・前売り券(ライブポケット):¥2,000+1D
・当日券:¥2,500+1D
【注意事項】
※リフト、ダイブ、過度なモッシュ他危険行為は一切禁止とさせて頂きます。
悪質な場合、退場いただく場合がございます。
※当日までの券売状況により、当日券を販売しない可能性がございます。
▪ご確認先: > > ライブポケットチケット
代官山SPACE ODDまでの地図です
今後のイベント告知など、滝口さんのツイッターをフォローしておくと、いち早く知ることができます。
- 滝口ひかりさんのツイッターはこちら⇒ @wyenra_hikari
滝口ひかりさんから、この記事を読んでくれたあなたへ
それでは、最後まで読んでくれた方に、メッセージをお願いします
滝口:ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「ゑんら」は自己プロデュースで活動しているので、メンバーひとりひとりが必死に考えて表現しています。
なので、私たちのグループでしか表現できないもの見てほしいです。興味をもってくれた方は、ぜひ会場に遊びにきてください。
- 滝口ひかりさんのツイッターはこちら⇒ @wyenra_hikari
- 滝口ひかりさんのインスタグラムはこちら⇒ takiguchi_hikari
滝口ひかりさんにサインを書いてもらいました
(サインを書き始める前に、カメラ目線をくれる滝口さん)
(サインを書き始めた滝口さん)
(書き終わったサインを見せてくれる滝口さん)
おわりに
当サイト限定で、滝口ひかりさんの貴重なインタビューをお届けしました。
滝口ひかりさん、ゑんらのことが少しでも気になった方は、ぜひライブに足を運んで、生のステージを見てほしいです。
ここまでの内容であったように、「ゑんら」はライブ運営や楽曲・衣装作りなども全て自己プロデュースをしています。
アイドルだけど、アーティスト!そんなグループです。
また、数え切れないほどのアイドルグループが存在するなかで、完全に差別化された要注目のグループとも言えます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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