(左:らいおんまる 右:みったん(なつい))
元芸人のなついです。
YouTubeや音声メディアvoicyでは「みったん」という名前で、株式投資に関する発信をしています。
現在は2022年1月末までに『億トレーダー達成』という企画のために、日々トレードをしながら腕を磨き中。
さて、そんな私が今回は「株本には書かれていない支持線・抵抗線の考え方」というお題で、内容をまとめておこうと思います。
「これから億トレーダーを目指そうとしているあなたの考えって、あてになるの?」
と思われた方へ。
ご安心ください。
ここからの内容は現億トレーダー、株式投資暦20年以上のプロ。
らいおんまる(芸人時代の相方)から聞いた話をもとにまとめました。
らいおんまるは、「ぱる出版より株本を出していたり」「株Tubeというチャンネルでも多くのファンがいる」など信頼できる発信者です。

ここで費やしてもらった時間は“プラスになる”と言える内容ですので、最後までぜひご覧ください。
▼テキストで読むのではなく、動画で聞きたいという方はこちらのYouTubeをご覧ください。
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どの株本にも書かれている「支持線・抵抗線の考え方」
どの株本にも書かれている「支持線・抵抗線の考え方」は下記のような感じです。
・抵抗線(レジスタンスライン)で値が反発して株価が下落
何かしらの株本を読んだことのあるあなたなら、見覚えありますよね?
支持線で値が反発する。つまりここが買い場。
購入後は、抵抗線で値が落ち始める前に売って利益をあげる。
もしくは、抵抗線の突破(ブレイクアウト)を狙ってさらに高い利益を得る。
結論を言うと、抵抗線の値で購入さえできれば利益を上げることができる!!!
「支持線・抵抗線」の値位置には注文が集まる
これも当たり前のように書かれている内容。
実際にトレードをしていても、「支持線・抵抗線」がしっかりとできている価格帯には多くの注文が入っているのを見かけます。(※ダメな銘柄は除く)
「支持線・抵抗線」は初心者・プロ関係なく利用されているテクニカル分析なので、注文が集まって当然です。
かく言う自分も、株で利益を上げるための必須分析手法として「支持線・抵抗線」を利用のもと売買しています。
こんな経験ないですか?「支持線・抵抗線」を頼りにした結果…
前述の
・抵抗線(レジスタンスライン)で値が反発して株価が下落
▼「○○円が支持線だから反発する」と思って株価下落中の銘柄を持っていたら、支持線を割ってさらに下へとつれていかれた。
▼「○○円の抵抗線までは上がり続ける」と思って銘柄をもっていたら、抵抗性をタッチするよりも早く反発して下落へと転換した。
これにより、もちろん利益ではなく損失(含み損)の発生。
私は何度もこの、「支持線・抵抗線の考え方」と真逆に動く値動きに”痛い目”をみてきました。
発売されている株本のほとんどには、ここまでで書いた「支持線・抵抗線の考え方」が指示文のように書かれているのに…。
また、株式投資を題材に取り扱っている記事型メディアやYouTube動画でも同じように語られているのに…。
経験上で得られた事実として、私は株本などで目にする「支持線・抵抗線の考え方」に沿ったトレードで何度も含み損を抱えました。
・抵抗線(レジスタンスライン)で値が反発して株価が下落
株のトレードは「勝つために」「利益を上げるために」しています!
私は勝つために「これまでの考え方」を見直しました。
機関投資家の目線で「支持線・抵抗線」を考える【株本には書かれていない】
ここまでに何度か書いてきた「支持線・抵抗線の考え方」は、株投資の初心者・プロ関係なく利用されているテクニカル分析です。
もう一度記載しておきます。
・抵抗線(レジスタンスライン)で値が反発して株価が下落
話が急に飛ぶように感じるかもしれないですが、この考え方を機関投資家の目線で考えることにします。
かなり重要なポイントになりますが、株式投資の世界では機関投資家が負けることはありません。
なぜならば、機関投資家は運用できるお金が無限であり(※極端かもですが)経済を回しているからです。
つまり、かなりの大金をもっている人であっても『個人投資家VS機関投資家』となれば個人は負けます。(※当たり前ですが、お金がない個人投資家は真っ先にやられますね)
では、この「機関投資家が負けることはない」「お金のない個人投資家は真っ先にやられる」を知った上で、利益を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?
そうです。機関投資家と同じ目線になること。自分が機関投資家ならば、どのような動きで個人投資家を負けさせるか!を考えることです。
機関投資家が個人投資家を負かす動きはいくつもある
運用資金があるので当然と言えるでしょう。
では、機関目線で考えられる動きを例として2つ出します。
例①支持線を割らせて安い値段で買い集める
個人投資家のみんなが「支持線で反発することに期待」をして注文を入れてくるなら、機関は売り注文をとにかく厚くして支持線を割らせるまで株価を落とす。
株価が落ちることによって、損切りをする個人投資家が投げ売りをする。投げ売りが投げ売りを呼び、どんどん株価は落ちる。
機関投資家の立場で考えると本来、支持線の値段で買いたかった株が支持線よりさらに安い値段で買えてラッキー!となるはず。
言えば、タイムセールで欲しかった物が安く買えるのと同じです。
例②抵抗線を勢いよく突破させてイナゴを集める
「抵抗線でこれまで上がっていた株価が反転する」と誰もが考ているのであれば、当然ですが抵抗線か、抵抗線より少し手前の値段で売り注文が集まるはずです。
ここで機関投資家の立場で考えるならば。
売り注文が集まる前に、買い注文を鬼のように入れて抵抗線を突破させる。
そうすることによって、売ろうとしていた個人投資家が「まだまだ上がる」と期待をして持ち続ける。結果、株価がグングン上昇。
そのままストップ高にでもなれば、株の情報サイトなどに取り上げられイナゴが大量に寄ってくるでしょう。
ここまで書けばオチが読めますよね?
イナゴの勢いでさらに株価を上げた所で機関投資家は、鬼のように買い集めていた玉を一気に売る。当然ですが機関には大きな利益が発生。
さらに機関が一気に売り注文を畳みかけることで、大きな陰線ができます。
大陰線を作りどんどん株価を下げることで、これまで保有していた個人投資家・イナゴはこれ以上は「もう保有できない(信用取引の場合は追証がある)」となり、パニックで投げ売り。
株価が下がれば下がるほど、売り注文を入れている機関投資家の利益は膨らみます。
機関投資家の目線・動きに合わせられたら個人投資家でも勝てる
ここまでに書いた例のように、「機関投資家ならどのように利益を上げる」が考えられるようになれれば、資金の少ない個人投資家でも機関投資家と同じように勝ち続けることが可能です。
そして機関投資家を負かすことはできなくても、大口の個人投資家に負けされることはありません。
当記事では例を2つしか紹介しませんでしたが、機関投資家の目線になるとやり方はたくさん出てきます。
出したやり方(考え方)を意識しながら、実際にトレードをしてみる。この繰り返しをしていると、ちょっとした板(注文)の異変に気付けるようになります。
「これって機関投資家が○○させようとしている?」「個人投資家が弱気になっている?」など。
最後にこの記事のまとめとなります。
個人的に思うのは、トレードで勝ちたいなら機関投資家の動きに合わせる。動きを合わせるためには、機関投資家の目線で動きを考える。
本などで言われている「支持線・抵抗線の考え方」以外も、考えてみましょう。
みったん
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みったん